日本の小泉純一郎首相は17日午前、再びA級戦犯の位牌が祭られている靖国神社を参拝しました。これは、直ちに日本国内や周辺諸国の強い抗議を引き起こしています。
日本衆議院の河野洋平議長は当日「小泉首相の靖国神社参拝は、日韓関係と日中関係の発展にマイナスの影響をもたらすに違いない」と表明しました。日本の民主党や、社民党、公明党、共産党などの党派、及び日中友好協会、日本南京大虐殺遭難者60周年記念全国連絡会、日本平和遺族会全国連絡会などの団体も様々な形で小泉首相の靖国神社参拝に反対しました。
韓国政府は当日、小泉首相の靖国神社参拝を強く非難し、「小泉首相の参拝行為は侵略戦争の歴史を美化した行為である。小泉首相は東北アジアの平和にもたらしたマイナスの影響に責任を負うべきである」と表明しました。
タイの英字新聞である「バンコク・ポスト」のホームページは17日、「小泉首相の靖国神社参拝は日本と中国、韓国、東南アジア諸国との関係に影響をもたらし、第二次世界大戦で日本軍国主義に蹂躙された被害国人民の感情を傷つけた」としています。
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