ロシアのプーチン大統領は27日テレビとラジオで演説を行い、「石油価格の高騰は、ロシアが直面する差し迫った課題で、ロシア政府は近いうちにこの問題を解決する」と強調しました。
プーチン大統領は「経済の一体化や、大手企業による市場の独占、税収政策はロシアの石油価格高騰を引き起こした三つの要因だ」と述べました。また、「ロシアは、その国内エネルギー構造を次第に調整し、複数のエネルギーを均衡利用し、石油以外のエネルギー資源を開発し、中でも、石炭の開発利用を強化すべきだ」と強調しました。
今年に入ってから、ロシアの石油価格は11.1%値上がりしているということです。
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