ロシアのプーチン大統領は20日モスクワで、「国際社会において、共同性を原則に、あらゆる形の一方的行動を取らないことが、国際社会全体の戦略的利益に合致するものだ」と表明しました。
これは、プーチン大統領が、イランなど8カ国の新任ロシア駐在大使との信任状の交付式で述べたものです。その際、プーチン大統領は、「このほど行われていた国連首脳会議で収めた最も大きな成果は、各先進国が国連や安全保障理事会を中心とする協調体制の強化に合意したことだ」と述べました。
大統領はまた、「21世紀の世界は、種々のチャレンジに直面している。そのうち、国際テロリズムが最も深刻な脅威だ」とした上で、「共に努力してこそ、これらの脅威やチャレンジに勝つことができるのだ」と続けました。
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