ロシアのプーチン大統領は16日アメリカの「フォックス」テレビ記者のインタビューをうけ、イランの核問題、露米関係及び世界的なホットポイントについての見解を表明しました。
まず、外国軍隊のイラク駐留についてプーチン大統領は、外国軍隊のイラク駐留は、イラク反対勢力の武装襲撃発生の要因になることから、外国軍隊はいち早くイラクから撤退するべきだと強調しました。
イランの核問題についてプーチン大統領は、イランに対する強硬政策実施に反対した上で、ロシアはアメリカや欧州諸国と協調して努力し、イランの核問題の共同の解決に努めたいとの姿勢を示しました。
露米関係に触れたプーチン大統領は、露米両国は多くの国際事務ではライバルではなく、協力パートナーであるとしたあと、双方の利益は多くの分野でかち合っており、国際的な安全保障と軍縮など多くの問題での協力はかなりの成果を挙げており、両国関係が逆戻りしないだろうと述べました。
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