ロシア大統領官邸報道局が19日明らかにしたところによりますと、プーチン大統領はこのほど、シリアのアサド大統領に書簡を送り、「ロシアのチェチェン共和国の情勢に転換がみられ、今は積極的な方向に向かって発展している」と述べました。
プーチン大統領はこの中で「テロ組織は、チェチェンに深刻な課題を残しているものの、現地の司法機関が、安全保障の機能を取り戻しており、経済、社会、文化、生活は次第に回復している」と述べるとともに、「まもなく行なわれるロシアのチェチェン共和国の議会選挙はチェチェンの安定維持における重要な一環だ」と強調しました。
プーチン大統領のこの書簡は、チェチェン共和国のアルハノフ大統領を通じてシリア大統領に手渡されたそうです。
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