国際エネルギー機関(IEA)とアメリカが備蓄石油を放出した影響で2日、国際市場の原油先物価格が大幅に下落しました。
ニューヨーク商品取引所による2日の原油先物価格の終値は1バレル=67.57ドルとなり、前日より1.90ドル下落し、ロンドン北海ブレントの原油先物価格も1.66ドル下がり、1バレル=66.06ドルで取引を終えました。
IEAのクロード・マンディル事務局長は2日夜、IEA各加盟国は、ハリケーン「カトリーナ」による市場の原油供給不足パニックに対応するため、今後一ヶ月間、備蓄石油6000万バレルを放出することで同意したと発表しました。
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