イラン中部の都市、イスファハンのウラン転換施設の封印が現地時間の10日午後全面的に外されました。その後、アメリカ、ドイツなどの国は直ちにイランのウラン転換活動の中止を促し、仏、独、英の3ヶ国はそれについての決議草案を提出しました。
イラン原子力機構のアガザデー議長は当日、「IAEA ・国際原子力機関関係者の監督の下でイランはイスファハンの核施設の封印を全部外した。」と表明しました。その後、IAEAは この事実を確認し、効果のある監督と管理を行なうことを示しました。
ドイツ政府のスポークスマンは、その決定を取り消すようイラン政府に希望しました。更にアメリカ国務省のエレリー副報道官は同日「アメリカはイランにより強硬なシグナルを出すつもりである。つまり、ウラン転換活動を中止し、IAEA のイラン核問題の解決に全面的に協力することは非常に重要だ」と強調しました。
|