日本旅行のゴールドルートと呼ばれる「大阪、京都→箱根、横浜→東京」が初めて日本に行く中国人観光客によく利用されますが、北九州市国際観光協議会は2回目以降の観光客をターゲットに、北九州市と関西の人気観光スポットを繋げる阪九フェリーを利用し、関西+九州の新しい観光コースを開発しました。観光客は、神戸、京都、大阪、姫路の関西観光を終えたあと、船で北九州市まで行き、九州の阿蘇火山、別府温泉なども楽しめます。
17日、日本北九州市政府、北九州市国際観光推進協議会が主催し、天津市の各旅行社に北九州市の新たな観光コースをPRし、中国人観光客の招致を目的とする「北九州市観光説明会」が中国の天津市で行われました。
天津市観光局の何智能副局長 北九州市産業経済局観光部の吉田茂人部長
北九州市産業経済局観光部の吉田茂人部長は「このコースはまず移動時間の節約。宿代わりに船でいっぺんに移動できる。後は美しい景色。船から瀬戸内海の非常に美しい景色が見られる。多くの橋もかかっているので、それも堪能できると思う」と船で旅行するメリットを挙げました。
天津市観光局の何智能副局長は「北九州市と天津市は東アジア経済交流推進機構のメンバー都市なので、北九州市が天津でのPR活動を大歓迎する。また、日本の観光PR活動がとても魅力的なので、天津市の各旅行社も日本側の経験をよく勉強できる。今後天津市も日本へ行って、日本人観光客を天津まで呼び込むように両国の観光交流を強化して行きたい」と述べました。
天津観光業界の関係者が「井筒屋」の吉田修部長と名刺交換
説明会の後、各旅行社と北九州市のホテル、デパート、遊園地の担当者が名刺交換をしました。北九州市の老舗高級デパート「井筒屋」の営業推進部の吉田修部長は「もっと多くの中国人観光客を迎えるため、銀聯カードの利用場所を広げ、中国語を話せるスタッフを増やす予定だ」と意気込んで語りました。
天津市のほか、「北九州観光説明会」が18日に上海でも行う予定です。(取材:陳博)
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