<日本語題> フォンナンバー601
<英語題> PHONE NUMBER 601
【キャスト】
周筆暢(チョウ・ビーチャン:易淑役)
いま中国で「超級女声(スーパー女性ボーカリスト)」というオーディション番組が話題となっていますが、その昨年度の大会で第2位に輝いた女の子。日本ではまだなじみがないかもしれませんが、中国では今大ブレイク中の女性歌手です。
張柏芝(セシリア・チャン:天祐役)
生年月日 : 1980年5月24日
出身地 : 香港
デビュー以来、美人女優・美人歌手として人気が高い。
主な出演映画 :
1999年 「喜劇之王(喜劇王) 」「星願(星願 あなたにもういちど) 」「烈火戰車2 極速傳説(超速伝説 ミッドナイト・チェイサー) 」
2000年 「順流逆流(ドリフト) 」「東京攻略 」
2001年 「鐘無艶」「老夫子2001(恋のQピッド) 」「少林足球(少林サッカー) 」「パラパラ櫻の花」「蜀山傳(天上の剣) 」「白蘭(ラブ・レター~パイランより~) 」
2002年 「絶世好B」「我家有一隻河東獅」
2003年 「老鼠愛上猫(剣客の恋) 」「忘不了(忘れえぬ想い) 」
2004年 「性感都市(性感都市セックス&ビューティーズ) 」「旺角黒夜(ワンナイト イン モンコック) 」「小白龍情海翻波(ラヴァーズ・アンド・ドラゴン)」
2005年 「喜馬拉亞星(ヒマラヤスター)」「無極(プロミス) 」
2006年 「最愛女人購物狂(買い物依存症)」「野蠻秘笈(野蛮な巻物)」
主なアルバム :
1999年 「任何天気(どんな天気でも)」
2000年 「張柏芝903狂熱[イ分]子」「張柏芝」「A Brand New Me」
2001年 「最新形象?新曲+ベスト」「全新経験新曲+ベスト」「Party All The Time」
2002年 「真我張栢芝」
2005年 「C1」
胡歌(フー・ゴー:青年役)
大陸の新進俳優。現在は多くの出演で人気上昇中。
【スタッフ】
張国立(チャン・グオリー)監督
生年月日:1955.1.17
出身地:四川省
実は、テレビや映画で活躍する人気俳優ですが、かねてからドラマの監督をつとめることがあったようで、今回の『第601個電話(仮題:フォンナンバー601)』では映画監督に初挑戦。
主な出演作品:
『嫌疑犯(仮題:容疑者)』(1985)
『頑主』(1988)
『我的九月(仮題:私の9月)』(1990)
『杏花三月天(仮題:杏の花が香る3月)』(1996)
『混在北京(仮題:ペキンの日々)』(1996)
『一声嘆息(仮題:嘆き)』(2000)
『手機(仮題:携帯電話)』(2003)
主な監督作品:
『第601個電話(仮題:フォンナンバー601)』(2006)
【ストーリー】
この映画は、昨年実際に起こった、芸能人600人の電話番号流出事件をもとに作られた作品です。といっても、事件の顛末や関係者の葛藤をコメディタッチで描いており、非常に面白い作品。気になる周筆暢が演じるのは、何をやっても運がない易淑というOL。ある日、インターネット上に芸能人600人の電話番号が掲載される事件が起こります。そのリストの中には、人気歌手の天祐の名前もありましたが、天祐の電話番号がたまたま間違って掲載されていて、それが偶然にも易淑の電話番号でした。ということで、易淑の携帯電話に、天祐のファン達からの電話がジャンジャンかかってくるようになります。易淑は今回の件で非常に迷惑するわけですが、ある日、ふと一通のショートメッセージが届き、易淑はその内容に心惹かれます。それは不治の病にかかった青年が、天祐に歌ってほしくて書いた歌詞でした。このできごとをきっかけに、この三人がどのように絡んでいくのか?注目してほしいと思います。
【レビュー】
今年8月に公開された話題作。監督は馮小剛(フォン・シャオガン)監督の作品でよく主演を務めている俳優で、馮小剛(フォン・シャオガン)監督の作品を見た方ならご存知かもしれません。ちなみに、この映画の監督・張国立(チャン・グオリー)もマネージャー役で出演しています。実は今回の作品、馮小剛(フォン・シャオガン)が製作にかかわっているということでも話題となっています。
今回ヒロインに抜擢されたのが周筆暢(チョウ・ビーチャン)。オーディション番組がきっかけでデビューした女の子はたくさんいますが、周筆暢(チョウ・ビーチャン)も、今年はファーストアルバムをリリースしたり、今回の映画で初主演を飾ったり、大活躍中です。今回の映画はコメディですが、彼女はなかなかのコメディエンヌぶりを発揮しています。新人俳優として脚光を浴びている胡歌(フー・ゴー)や香港の人気アイドル・張柏芝(セシリア・チャン)らと共演していますが、負けず劣らず頑張っていました。
(編集:コオリ・ミン)
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