娯楽は、私たちの生活に欠かせないものです。大昔、農作業の間でも人々は歌を歌ったり、踊ったりして楽しんでいたものでした。パチンコ屋や競輪などの賭け事が許される日本ですが、こちら中国では、そういったものは禁止されています。しかし、時々賭けるという少し刺激的な衝動に駆られるのは日本人だけではなく、こちらでも同じです。では、いまの中国社会では、どのような娯楽があるのでしょうか。今回からシリーズで紹介していきます。
まずは、こんなデーターを見てみましょう。中国には、インターネット利用者は1億3200万人もいます。新聞「中国青年報」とポータルサイトのSINAがこのほど若者を対象に、娯楽について調査を行った結果、81.4%の若者がインターネットをして過ごすと答えています。その次はテレビを見ること(65.6%)と本や新聞を読むこと(52.8%)でした。
情報化社会が進むにつれて、若者の生活が大きく変わりました。一方、マイカーが増えてきて、家族や友人同士で近郊へドライブや泊まりがけのマイカー旅行が流行っています。また、健康を大事するいう認識が深まってくるに伴い、スポーツクラブが一夜にして都会の隅々にまで出来ています。また、中国風の茶道や足裏マッサージなど、ちょっぴり伝統風味のあるものも大変人気が出ています。あと、中国のお年寄りはどのようにして暇なときを過ごしているのでしょうか。来週もお楽しみに。(文:閣)
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