湖南省の湘西トウチャ族ミャオ族自治州が本籍の李王景宜さんは、長沙で生まれ育った生粋のトウチャ族です。彼女は「茶馬古道国際文化の旅」に参加。21歳の李王景宜さんにとって茶馬古道ネットユーザー募集イベントで選出されたことは、思いもよらないチャンスでした。「自分が選ばれたことを知ったときは、興奮のあまり一晩中眠れませんでした」
両親は心配していましたが、彼女はためらうことなくバックパックを背負って旅に参加しました。調査活動中、彼女は茶馬古道の「ネット美女」と呼ばれるようになりました。
色白で、スラリとした李王景宜さんは、何事も落ち着いて処理し、鷹揚で、情熱的で、勇敢に各地を渡り歩くお嬢さん。現在、浙江メディア学院のテレビ芸術学部テレビ文芸演出科で勉強中です。余暇を利用して、度々学内の学生組織のために様々な娯楽イベントを企画し、芸術センターのプログラムの編成もします。さらに大学の劇団の脚本制作や上演にも参与したり、大学生のためのデジタル・ビデオ撮影をするなど、朝から晩まで大忙し。そんな彼女はずっと、「バックパッカー」のように、全国各地を巡って生活したいと考えていました。
「幸運の神様が私のもとに降りてきてくれるなんて、思いもよりませんでした。茶馬古道調査活動の一員になれて、本当にラッキーです。感激しています」。李王景宜さんは人に会うたびにそう口にする。この活動は彼女に深い印象を与えたようです。彼女の言葉を借りれば、「この地で、身も心も丸ごと解き放たれた」という。
「民謡の収集、撮影、現地の人々との楽しい歌、味わった各地の美食に、夢中になりました。勉強した専門知識を生かして、生活の中から創作の源泉を探したい」と李王景宜さんは未来の生活への追求を語りました。
「人民中国」より
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