牛乳は人々の日常生活に欠かせない栄養食品の一つです。しかし、多くの人々が牛乳に対して『誤解』をしています。そのうちのいくつかを挙げてみました。
1、牛乳は濃ければ濃いほどよい
もし赤ちゃんや幼児が常に濃すぎる牛乳を飲んでいると、下痢、便秘、食欲不振、さらに急性出血性小腸カタルなどの症状を引き起こしやすいということです。子どもの内臓は機能が弱く、重すぎる負担に耐えられないからです。
2、砂糖を多ければ多いほど加えるのがいい。
牛乳を飲む時、砂糖を加えると、消化によいといわれます。ただ、多ければ多いほど良いわけではありません。一般的に、100ミリリットルの牛乳に5~8グラムの砂糖を加えれば十分です。また、砂糖を加えるタイミングですが、もし砂糖と牛乳を一緒に加熱すると、牛乳中のリジンは80℃~100℃の高温下で砂糖と反応し、有害物質を生じることがあるため、加熱した牛乳を40℃~50℃の温度に冷ましてから、砂糖を加えるほうがいいようです。
3、、牛乳にはチョコレートを加える。
牛乳にチョコレートを加えると、カルシウムがチョコレート中の蓚酸と化学反応を起こし、有害物質、蓚酸カルシウムを生じます。もともと栄養価値のあるカルシウムが人体に有害な物質となるのです。
4、、牛乳で薬を服用するのは一石二鳥
薬も飲めて、しかも牛乳だから体にいい?!でも、これは正しい方法ではありません。なぜなら、牛乳は人体が薬成分を吸収する速度に影響を及ぼします。牛乳以外のもので服用した薬の吸収より、明らかに悪くなり、効果も低下することから、「牛乳を使って服用する」のはもちろん、薬を服用する前後1~2時間以内には牛乳を飲まないほうがいいようです。
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