車の改装は外国では前から普及しています。最初の改装車がレースに現れたのはスピードを上げ、順位を向上させるためで、モーターの動力や排気ガスなどに改装が集中していました。
1960年代から1970年代にかけて、車の改装は次第に欧米に普及しました。中国では車を個人が持つのはずいぶん遅れていますから、改装はここ数年で知られるようになっています。
車の改装が中国で流行ってきた原因について、中国社会科学院経済研究所の韓孟教授は次のように分析しています。
「車の改装が流行ってくるのは中国で割りと遅く、殆どの人々はレースが好きになってから、車の改装を思いついたのです。いまのところ、車の改装をするのは主に若者で、改装を通じて他人と異なる個性をアピールしようとするものです」
車の改装は中国で新しく現れたもので、やたらに改装することで、車の安全機能が損なわれることを防ぐため、政府はこれについて規制措置をとっています。例えば、登録された部分や、構造、特徴を改装してはならない、規格とサイズ、エンジンの番号、識別番号などを変えてはならない。したがって、中国では車の改装は主に外観の改造に集中しています。例えば、尾翼を付けるとか、横に開くドアを縦に開くようにし、小さな部品を換えることで機能の向上をさせるとかです。
許家明さんは、進んだヘアクリーナケースを据えることで動力の向上を図っています。「これは石炭繊維のものなんで、性能がよく、動力が一段と良くなっています。とりわけ、スピードを上げるときに、その性能の良さが良く分かります」
許さんに行きつけの改装店があります。北京の四元自動車部品センターにある店です。車にはそれぞれに個性があって、それを良く分かった人であってこそ、車に似合った改装をできるんだと許さんは思います。改装を好んでやる人々の多くは許さんと同じように、いつも一つ決まった店で改装してもらうようです。車の持ち主の願いが良く分かり、その通りに改装を行なえるからです。
改装店のオーナー郭平さんは、改装を好んでやるお客さんとよく会うことで、友だちになった人も少なくなく、みなさんは定期的に集まっているそうです。
「私たちはクラブを作って、時に集まっています。車を運転して一緒に郊外に出て、スピードを競います。みんな一緒にいますと楽しくなります」
改装された車が北京の町を走り回るのは、もっともっと増えていくでしょう。一方で、愛好者が増えることで、車の改装という業界もよく発展しています。
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