この29日は中国では旧暦のお正月、春の節句という意味なのか「春節」といいますが、中国では春節を一番重視しており、最も楽しい祝日として過ごします。それに一週間の連休なので旅行もできますしね。また今年から祝祭日、特に春節に爆竹を鳴らしたり花火を上げたりしていい範囲が広くなり、おかげで多くの人は「爆竹の復活はうれしいよ。みんなの願いだったからね。子供のころの春節といえば、爆竹や花火で空が真っ赤に染まり、街中がものすごい音に包まれたものさ。これがなきゃ、春節にならんよ」といって喜んでいます。そう、中国では、昔からめでたい日に爆竹は欠かしてはならず、特に、中国人が最も大事にしている旧暦の大晦日から1日にかけての年越しの時はすごいものです。
ところで今日の「ゴーゴー話」は中国の少数民族は大晦日や元日をどのように過ごすのかを簡単にご紹介いたしましょう。
まずは蒙古族。蒙古族は大晦日はその家のお年寄りにお酒を勧めて敬意を表し、元日は親戚同士が集まってすべて羊で作った料理をみんなで食べるんだそうです。これは林涛にとってはちょっと苦手ですね。というのは、シシカバブやしゃぶしゃぶだけならいいんですけど、骨付肉を煮込んだだけで大皿に載せ、ナイフで小さく肉を切り取り食べる料理や羊の乳も出てくるんでしょうね。20年近く前にそれを内蒙古自治区の草原でいやというほど食べたことがあります。参りましたよあの時は。食べないと主人側に失礼だと思ったので無理して食べたんですよ。と、また余計な話になりました。蒙古族はお酒は強いですよ。この林涛らは逃げ出したくらいですから。
|