先般、中国科学院と中国工程院の会員が評議して選んだ「2005年の中国の科学・技術分野における進歩のトップ10」が公表された。
1.「神舟六号」有人宇宙飛行が打ち上げと帰還に成功。北京現地時間10月17日4時33分、115時間32分の宇宙飛行を経て、中国初の有人宇宙空間科学実験を完了した「神舟六号」有人宇宙飛行船の帰還モジュールが無事着陸。
2.青海・チベット鉄道が全線開通。
3.中国初の64ビット高性能汎用CPUチップの研究に成功。
4.中国科学調査チームが初めて南極アイスバーグの最高点に到達した。北京現地時間の2006年1月18日3時16 分、南極大陸奥地のアイスバーグの1200キロの内奥部で、中国南極大陸アイスバーグ崑崙科学調査チームは南極大陸アイスバーグの最高点に到達した。
5.記載されている種類が世界で最も多い「中国植物誌」の全部が出版された。
6.中国の科学者は単分子スピン状態のコントロールを初めて達成した。
7.中国はチョモランマの新たな「身長(高さ)」(8844.43メートル)の測定に成功した。
8.中国大陸科学ボーリング隊は地下5158メートルの地点までのボーリングに成功した。
9.血管の中で移動することができる「薬物の分子を運ぶキャリアー」の研究・製造に成功。中国科学院・上海珪酸塩研究所が研究・開発した「ナノクラス薬物分子キャリアー」は直径200ナノメーターのもの。運ばれる薬物は途中で漏れることがなく、病気を治す役割を果たすことができる。
10.最高の識別率をもつ「中国デジタルマン人間第1号」(バーチャル人間)が誕生。
「チャイナネット」
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