インターネットが中国で急速に普及されるに伴い、インターネット言語がどんどん生まれてきました。多くの若者は、簡単なインターネット言語に熱中しています。

　そこで、今日は中国のインターネット・ユーザの愛用するネット言語についてお話しましょう。もし次の8147、886という数字とアルファベットの MM、とPMPを見れば、お年よりはどうのように理解するのでしょう、これは普通の数字、また、アルファベットの頭文字だろうと思われるかもしれませんが、実は、これはインターネット言語です。8147は怒らないでという意味で、886はさようなら、MMは中国語の妹・妹妹と言う言葉と同じ発音をするから女性という意味です。またＰＭＰはお世辞、RPはスピードという意味です。これは面白いですね。

　インターネット言語は中国で、数年前に生まれたもので、最近また新しいものがどんどん出きました。これについて、中国国家言語文字委員会の郭竜専門家は「ネット言語は現在、社会生活の各方面に浸透しています。ネット言語はインタネットで流行している言葉ですが、ネットで対話をする時、文字の入力は話の速度が遅くなるため、簡単で、直観的で、気持ちを良く表す特徴のあるネット言語が生まれました」と話しています。

　方言さんは北京交通大学の学生で、彼はいつもネットを利用して、友達と交信し、ネット言語をよく使っています。方さんは

　「ネット言語はネット対話つまりチャットに非常に便利です。2つの文字、或いはいくつかの数字で、たくさんの話したいことを表すことが出来ます。これはいいことです」と話しました。

　中国インターネット情報センターの統計によりますと、2005年の6月末まで、中国で、ネットユーザ数は一億300万人に達し、アメリカについで、世界第2位となり、その中の3分の2の人はよくチャット対話をしてますが。これらの人々は知らず知らずのうちにネット言語を日常生活に持ち込んだのです。

　李燕さんは北京のある会社の女性ビジネスマンです。彼女は、

　「多くのネット言語は簡単で話したいことをしっかりと表すことが出来、とても好都合です。例えば、会社に新人が入った場合、友人とチャットで、この新人の人となりはどう、と聞かれた時、私はS と言ったのです、S とは話を遠まわしにしたり、正直ではないという意味です。こんな複雑な言葉はこの一つの字母で表しています」と話しました。

　中国では、マスコミがネット言語の流行を促しています。放送や、テレビ、新聞、雑誌などはコンピュータやインターネットに関する報道や娯楽やニュース報道でもよくネット言語を使っています。

　一方、ネット言語の流行は一部の人々の憂慮を引き起こし、ネット言語を使うとき、場所、話相手を注意すべきだとしています。