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欠かせない家族の一員
   2005-12-15 12:45:46    cri
 高鵬さん(30歳)は不動産会社でプロジェクトマネージャーをしている。妻の馬さんは別の不動産会社でマーケティングの仕事をしている。この業界は競争が激しく、プレッシャーもかなり大きい。2人は、夜の10時以降になって、ようやく帰宅できる毎日だ。

 帰宅した2人を迎えてくれるのは、1歳半になる飼い犬の「閙閙」だ。「ナオナオ」は、ギンギツネのように、全身は真っ白な長い毛に覆われ、尻尾はまるで満開の白菊のように美しい。主人が帰ってきたのを知ると、自分の玩具をくわえてきてまとわりつく。一緒に遊びたいとアピールしているのだ。そこで、高さん夫妻は「ナオナオ」を連れて外へ出て、緑地を走り回らせてあげる。これは、一家にとって至福のひとときで、一日中忙しく働いてきた高さん夫妻も、心身をリラックスさせることができる。

 2人は、「ナオナオ」を自分たちの子どものように思っている。忙しい生活のなかでも、毎日、「ナオナオ」のために、ドッグフードを用意したり、体を洗ってやったり、さらには一緒に遊んだり、散歩に連れて行ったりすることを欠かさない。特別な事情があって、「ナオナオ」の面倒をみることができない場合は、馬さんのお姉さんの家に預ける。「ナオナオ」は、そこでもしっかりと面倒をみてもらえるのだ。

 馬さんの姉夫妻は、ある研究院に勤めている。よって、生活リズムも馬さん夫妻よりは規律的で安定している。また、家の近くには広い緑地があるため、「ナオナオ」を思う存分遊ばせることができる。馬さんのお姉さんは「ナオナオ」が大好きで、他にペットを飼おうとは考えていない。「『ナオナオ』がしばらく姉の家に行っていると、家の中が寂しくなり、とても恋しくなります。『ナオナオ』は欠かすことができない家族の一員となっているのです」と馬さんは話す。

 高さんはペットを飼うことについて、「実は、高齢者のほうがペットを飼うのに適しています。今の私たちのような仕事は、ペットを飼うのに向いていません。『ナオナオ』は一日中、独りで家にいて、とても孤独なのですから」と話す。高さんの両親の家では、ペットを飼っておらず、2人の老後生活は穏やかで規律正しい。「母は、私たちが犬を飼っていることに反感は抱いていません。時には『ナオナオ』を預けることもあります。しかし、子どもがいたらもっといいのにと言います」。高さんは両親の思いを理解している。両親は一日も早く孫を抱きたいと願っているのだ。

 高さん夫妻は今、仕事の上で発展期にあるので、あと数年は一生懸命努力し、さらに前進したいと考えている。将来の生活のためにより良い基盤を築こうとしているのだ。そこで、子どもを持つことは、もう少し待たなければならない。

 馬さんは、「『ナオナオ』を飼うことで、私たちは子育ての気持ちを体験しています。将来、本当に子育てをするときに役立つのではないかしら」と冗談交じりに話す。

ーー「人民中国」より

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