河北省からここに出張に来た劉聞さんは、わざわざこの店のカイ面を食べにきました。彼は記者に対して、「この店のカイ面が非常に美味しいよ、うまいなあ。昨日鄭州市に来たばかりで、今日は友達に、『この店のカイ面が非常にうまい、行かないか』と誘われて、ここにやってきた。ここのカイ面が本当にうまい。特にお汁が非常に濃くて美味しい。大好きだ」と語ってくれました。

　蕭記カイ面美食館の料理長、董志山さんはこの店がお客さんの人気を集める秘密について話してくれました。「蕭記カイ面には3種類の煮出し汁があり、１つは羊の骨スープ、2つ目は羊の肉スープ、3つ目は鶏肉スープだ。スープは美味しく、面はこしがある。肉は全部スープに溶け込んでいる。これらはこの店の特徴だ。ここのカイ面が河南省人々の性格と同じく、穏かで素直だ」と自慢に話してくれました。

　ある鄭州市出身の人は記者に対して次のように語ってくれました。カイ面を食べる時、面類の美味しさだけではなく、店の雰囲気が非常に大切で、静かすぎるのはよくない。賑やかだと食欲もますます旺盛になります。時々、知らない内に、ある横丁に入って、小さいカイ面の店が見つかり、店にはテーブル三、四脚しかありませんが、お客さんでいっぱいで、また何人かが外で待っています。このような賑やかで温かい雰囲気はまさにカイ面を食べるお客さんが求めるものです。

　カイ面のほか、河南省の人々は色々な麺類が作れます。種類から言えば、スープに入れた面、焼き面、蒸し面、ラーメンなどがあります。面の形から言えば、幅１センチぐらいの面、ニラの葉っぱぐらいの面、また、髪の毛のような細面などがあります。味から言えば、あっさり、しょっぱい、辛い、すっぱい面もあります。