|
中関村では毎年、かなり規模の大きい「コンピューター祭り」が催されている(中関村科技園区管理委員会提供) | 中関村では毎年、かなり規模の大きい「コンピューター祭り」が催されている(中関村科技園区管理委員会提供)
ーー中関村の今後をどう見ますか。
夏副主任 今のところ、中関村の発展の勢いは素晴らしい。政府は毎年、「孵化器」に予算をつけているのは、帰国留学生の創業者が弱体であるからではありません。彼らにも資金はないが、将来、発展する前途があると見られているからです。
現在、全国23のナスダック上場企業のうち、10社が中関村にあります。2002年、25歳だった周雲帆さんと楊寧さんの2人が「空中網」を創業し、携帯電話へのサービスを始め、2004年にはナスダックに上場しました。先日、李彦宏さんが興した「百度在線」がナスダックに上場し、一日の株価上昇幅は五年来最高を記録しました。こうしたことを「シリコンバレー神話の中関村版」と私は呼んでいます。
ーー今度の目標は?
夏副主任 長期的には、3大目標があります。第1は帰国留学生と彼らの企業を通して、世界一流のハイテクを研究・開発する。第2は、自分の企業を国際市場に出す世界的に有名な企業家を養成する。第3は、世界で名の通った多国籍企業を育成することです。
ーー「人民中国」より
|