現在、中国の都市では、中小学校の教師と生徒は各方面の知識と情報を得るルートは非常に多いのです。例えば、それにはインターネットやテレビ、DVD などがあります。しかし、農村の一部の貧困地区の教師と中小学校の生徒にとって、情報を獲得するルートは限られています。こうした状況を改めるため、中国では、2年前から通信教育プロジェクトが実施されました。
このほど、記者は山東省にある貧困しい蒙蔭県を訪ねました。
常路鎮中心小学校は蒙蔭県にある普通の小学校で、在校生徒の数は600人ぐらいです。学校には教室と図書室のほか、マルチメディア教室やコンピューター室などが設けられています。これについて、張鳳祥校長は次のように話しています。「うちの学校では、去年から通信教育授業を開設しました。通信教育に対するわれわれの理解といえば、テレビやコンピューター、インターネットを通じて、他の地方或いは外国の先進的な教育理念と経験を取り入れ、教育の水準を向上させることだと考えています。通信教育を普及するため、蒙蔭県教育局は様々な方法を通じて、コンピューターやテレビ、DVD 、衛星テレビを受信できる設備などを調達しました。現在、全県の240校余りの小中学校のうち、大部分は通信教育の授業が始まりました」と張鳳祥校長は話しました。
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