張鳳祥校長はまた「現在、教師は授業の準備をする時、以前のように、教科書とこれまでの経験によることばかりでなく、テレビ教育チャンネルの番組やインターネットを通じて、北京や上海など大都市の著名学校の授業を参考することも出来ています。これは教師の考え方を豊かにし、教学の水準を高めました」と述べました。
通信教育用教室の広さは普通の教室より2倍の大きさですが、一台のコンピュータ、と液晶ティスプレイ、テレビ、ビデオ、DVD などが置いています。ここで教師たちはテレビやインターネットからダウンロードした写真やデーターなど各種の情報をコンピューターを通じて、授業を行なっています。これで、辺鄙な山間地区に住む子どもたちも直観的に外の世界を知ることができるようになりました。全校の生徒たちは皆この教室で授業をすることが出来るため、各クラスは交替で授業することにしています。このため、この教室の利用率は非常に高いもので、毎日ここの授業スケジュールはぎっしりとつまっています。
現在、通信教育は蒙陰県で急速に普及されています。県教育局の張広宝局長は「これは地元の教学のレベルが低い問題を解決しました。そして、山間地区の子どもは教室に座って、世界及び、全国の先進的な教育を受けることが出来るようになりました」と述べました。
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