オリヴィエルさんはフラン人、今、中国東南部沿海都市福建省のアモイに住んでいます。彼はビジネス・コンサルタントで、普段、マーケティング・セールス、コマーシャルや企業マネジメントなどの分野で、コンサルティングの業務を取り扱っています。美術が好きなオリヴィエルさんは絵画の面でも達者です。このほど、彼は一部の作品を売り出して、その収入を中国のエイズ児童とエイズ孤児を支援する組織に寄付しました。
オリヴィエルさん、40歳ぐらいで、落ち着いた穏やかな性格です。彼は自分に相応しい中国の名前をつけました。それは何平という名前で、中国語の"和平"の発音と一緒です。なかなか面白くて意味深い名前です。
オリヴィエルさんは若い頃、絵画を習ったことがあり、それ以後、ずっとこれを趣味にしています。そのため、彼はフラン人のロマンチックな気品を持っているほか、画家の感じも帯びています。
オリヴィエルさんは旅行が大好きで、これまでに、20数ヶ国と地域に行ってきました。7年前の1998年、アモイに来て定住し始めました。アモイに来る前、中国の広東省と香港に住んでいたことがあります。
「そもそも広東省からこれまでに4.5年間ぐらい住んでいた香港に戻ろうと思っていたが、その時、あるアモイ出身の友達は、アモイに来て住んでみてごらん。ここが好きになれないなら、香港に戻ればいいのではないかと勧めた。それで、アモイに来て、すぐここが好きになって、今ここで定住している」と話していくれました。
アモイ、この港町は国内外で非常に有名な観光名所で、景色が美しく、周りには数多くの小さい島が点在しています。オリヴィエルさんの家がアモイ市内のあるコミュニティにあり、部屋の内装がシンポルです。奥さんは仕事の関係で、ほとんどフランにいます。オリヴィエルさんはいま1人で住んでいます。
オリヴィエルさんはスケジュールがとても充実しています。仕事の日は、マーケティング調査とコマーシャル企画に没頭しており、休みの日は、アモイ周辺を回ります。彼は、いつも自転車で海辺を回り、その後、海に入って泳ぎます。時に、小さな船に乗って、アモイ近くの島を訪ねて、そこで散歩したり、絵画を書いたりしています。オリヴィエルさんにとって、ここに定住した理由はもう1つあり、アモイにはどこでも美味しくて安い料理店があることです。
なぜアモイが好きになっているかについて、「アモイの若者、そしてここのすべてが好きだ。特に、海辺をまわって散歩することが好きだ。アモイがガーデンシティーなので、どこでも緑の木と芝生があり、この都市に惚れている」と語ってくれました。
オリヴィエルさんはアモイに7年間住み続けていますが、アモイの方言?ミンナン語がまだ話せません。彼にとって、これは英語よりもっと難しいようです。しかし、この言語上の困難が彼と地元住民の付き合いに影響を与えていません。これまでの7年間、オリヴィエルさんはアモイの迅速な変貌に驚き、高層ビルが竹の子のように出てきて、交通状況も大部改善されて、本当に感心したと話してくれました。
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