今年は中国映画100周年になり、「百年映画」は上海国際映画祭のテーマとなりました。伝えられるところによりますと、去年出品された内外映画17本が第8回上海国際映画祭の「金爵賞」を争い、参加する内外映画はおよそ200本となっています。
上海国際映画祭は1993年に創設されたもので、毎年6月に開催されます。上海テレビ祭は現在アジアで最も規模や影響力のある総合的な国際テレビ祭です。
第一回中国映画監督協会の年度大賞が1月11日夜、北京国際会議センターで発表され、田壮壮監督は『茶馬古道』で最優秀監督賞を受賞し、『可可西里(ココシリ)』を監督した陸川監督は最優秀青年監督に選ばれました。また、李雪健と周迅はそれぞれ最優秀男優賞と最優秀女優賞に輝き、呉天明監督は映画監督としての生涯を讃える終身成績賞、張芸謀監督は年度最優秀興業成績監督賞に輝きました。
今年は中国映画誕生100周年にあたります。中華人民共和国の成立から56年来、合わせて200本以上の少数民族映画が誕生し、40の少数民族が画面に登場しています。
客観的に言えば、中国の少数民族映画は前世紀の50、60年代に、全盛期を迎えました。ペイ族の『五朶金花(五つの金花)』や『劉三姐(劉三姉さん)』、『氷山上的来客(氷山からの来客)』、『阿詩瑪(アシマ)』など多くの作品はこの時期に誕生しました。これらの少数民族映画は中国少数民族の独特な文化を伝え、芸術的な美しさより、素朴な少数民族の人間性で観客を魅了しました。
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