新疆ウイグル自治区政府はこのほど、これから5年間に、3億6700万元を投資して、阿克蘇、和田など、新疆地区の7つの州で、幼稚園児の「二語」教育を促すことを発表しました。
これらの資金は主に幼稚園児の教育に補助するもので、教科書代や幼稚園教師の手当てなどに使われる予定です。
このような民族地区で、地元の民族の言葉を保護する一方、共通語の普及も大切なことですね。しかも、語学の勉強といえば、幼い子供の頃から始めた方がいいですね。
ついでにウイグル族の紹介
ウイグル族は中国北方の古い民族で、「ウイグル」はその自称であり、「団結」或いは「連合」という意味がある。ウイグル族の人口は700万以上で、新疆では主な民族となっています。ウイグル族は新疆のいたるところに分布しているが、その大部分は天山以南のカシュガル、ホータン、及びアクスなどに居住している。ウイグル族には自己の言語と文字があります。
ウイグル族は礼儀の正しい民族である。目上の人や友人に会ったときは右手を胸に当てて、体を前に傾けて挨拶します。ウイグル族はまた客好きな民族でもあります。
ウイグル族は更に歌と踊りが得意で、踊りは軽やかで美しく、回転が多くて変化に富んでいることで知られいます。これはウイグル族の楽観的で朗らかな性格を表しているといわれいます。
ウイグル族は主に農業に携わっており、牧畜業も手がけています。ビジネスがうまいという伝統をもつこの民族は、昔からの手工業が非常に発達しており、絨毯、刺繍、シルク、銅製の壺、ナイフ、民族楽器などを作るのが得意で、これら製品はいずれも独特な民族的風格を備えています。
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