中国の胡錦涛国家主席はこのほど、スペイン、ドイツなどのヨーロッパ国を訪問しました。中国文化省の主催による「多彩中華・民族文化ウィーク」は胡主席のヨーロッパ訪問に随行しました。
11月10日から25日にかけて、「多彩中華・民族文化ウィーク」は中国56の民族の民族衣装によるファッションショーで、1時間で400枚以上の民族衣装を披露しています。
今回のファッションショーは「歴史の風采」、「幻想の草原」、「天山南北」「銀色の世界」、「北国の春」、「竹林の奥」など11のテーマからなり、民族の歌謡曲や、舞踊、音楽と合わせて、世界の人々に中国の民族文化を紹介しています。
中国の民族衣装やアクセサリーなどのファッションを見せるほか、綺麗な民族舞踊や民俗音楽もこのファッションショーで楽しめますね。
中国の民族文化
中国は少数民族の文化を継承し、発展させるため、各民族自治区、自治州は各地の実情に基づいて、相次いで地元の作家協会、劇協会、舞踊協会、美術協会、撮影協会などの組織を立ち上げた。一部の少数民族自治地方の大学や民族大学は少数民族文学専攻を開設し、更に、一部の地方では音楽学院、戯劇学院、電影学院などの芸術学校も設置され、数多くの少数民族出身の文学、芸術人材を養成してきた。また、民族医学の分野では、これまでに、チベット、内蒙古、新疆などでそれぞれチベット医学、モンゴル医学、ウィグル医学の学校及び一部の中等民族医薬専科学校が作られた。
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