このほど、中国東部沿海地方の山東省煙台市で取材した際に、NPO・法人日中経済貿易促進協会の会長にお目にかかり、お話を伺うことができました。
孟群(以下「孟」):「日中経済貿易促進協会はどのような機能の協会なんですか。」
片上(以下「片」):「最近設立したんですけれども、主に山東省と日本との経済交流を活発にしていこうというような役割を持っています。」
孟:「なぜ山東省ですか」
片:「孔子の古里であるし、歴史的にも中国の重要な場所で、これからの発展性も見込めるんじゃないかと思いまして、何回か中国に来ているんですけれども、本当に非常にいいところですね。これから、日本との関係がますます重要になると思います。
孟:「具体的な活動についてどんなものでしょうか。」
片:「日本では会を開いたり、中国との関係を深めつつありますけれども、山東省の日本企業誘致の説明会を開いていました。
孟:「その経費はどこからまかなっていますか」
片:「政府関係の人々が日本に来る場合、ある程度予算を作ってくれますから、そういうふうな関係のお手伝いをさせていただいています。」
孟:「今回の果物野菜博覧会に来て、何か活動が予定されていますか。」
片:「それは経済交流の一環としてきたわけで、特別な目的がなかったんですけれども、改めてこの煙台というところに来ましてね、非常にいい町だなと考えていますね。是非関係企業を含めて、誘致を進めていきたいと考えています。」
孟:「片上さんは協会をやる前はどんな職業でしたか」
片:「娯楽産業をやっていました。後、食品のホールセラー、問屋さんですね、そういうことをやっていました。」
孟:「煙台市政府とは何か交流はないですか。」
片:「去年の煙台市の企業誘致説明会を東京でやりました。全てうちでやらしていただいたのです。その時に、いろいろ関係の方々とお知り合いになったんです。」
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