中国国際放送局紹介 日本語部紹介
Home
米インテル、CG技術開発センターを中国に設立
   2005-11-07 16:20:26    cri
 米インテルは5日、湖南省長沙市のアニメ制作会社・湖南宏夢カ通伝播公司と協力して、同社にとって世界で初めてとなるコンピュータ・グラフィックス(CG)技術開発センター「インテル解決方案センター・デジタル動画」を設立した。中国のアニメ開発・制作を、情報・技術面で大きくサポートする。湖南宏夢カ通伝播公司の王宏董事長(会長に相当)は、「将来、アニメ界での『東洋のハリウッド』を目指す」との意気込みを示した。

 王董事長は、中国の有名なアニメキャラクター「藍猫」の考案者だ。王董事長が設立した湖南宏夢カ通伝播公司は、中国最大のアニメ制作機関であり、また国家級のアニメ産業基地の1つとなっている。同公司のアニメ制作量は、年間約330時間分。同公司がこのほど打ち出したアニメキャラクター「虹猫」「藍兎」は、全国の子どもたちに人気だ。

 インテル解決方案センターの沈毅・北アジア区総監は、「インテルのコンピュータ技術は、動画分野への応用で多くの成功を達成している」と話す。インテルは過去に、「ファインディング・ニモ」「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」など世界のCG映画大作に技術サポートを提供している。EM64T(64ビット拡張機能)技術とハイパー・スレッディング・テクノロジに対応したCPUにより、メモリを拡張しアプリケーションソフトの処理能力を引き上げることができる。インテルによる映像生成プラットフォームを利用することで、CGの制作水準と生産効率が大きく向上するとみられる。

 湖南省科技庁の陳仲伯副庁長は、インテルと湖南宏夢カ通伝播公司の協力について「両社の協力は、長沙市を『アニメの都市』にするための重要な一段階となるほか、中国アニメ産業の国際競争力をきっと高めてくれるだろう」との期待を示した。長沙市には現在、アニメの開発、制作、出版、発行、教育、放送などに携わる機関が18あり、従業員は計1600人を超える。国家広播電影電視総局(放送担当部門)が認可したアニメ産業基地9カ所のうち、2カ所は長沙市にある。長沙市は、名実ともに「アニメの都市」となっている。(編集SN)

「人民網日本語版」

経済リポート
v フランクフルトブックフェアーにおける中国外文局の出展の成果 2005-10-25 17:14:53
v 6項目の貧困者支援開発事業を重点的に実施・第11次5カ年計画で 2005-10-20 15:47:09
v 活力に満ちる深センハイテク技術産業開発区 2005-10-14 14:17:58
v 天津市発展新戦略及び多国籍企業の投資新チャンス 2005-10-08 17:37:02
v 天津開発区の将来計画ー1 2005-09-30 11:04:57
v 天津開発区の将来計画ー2 2005-09-30 11:04:32
  • 今日のトップニュース
  • 今日の国内ニュース
  • 今日の国際ニュース

  • • 基礎中国語
     皆さんは、ここで中国語と日本語に耳を傾け、フラッシュによる動画を楽しみながら、中国の風習や伝統文化を思う存分味わうことができます……

    • 「北京ワクワク」の購入について
     中国語講座「北京ワクワク」(上巻と下巻)のテキストは、日本の皆さんが初めて中国語会話を学習するための入門編です……
    |  link  |  E-メール  |