この彼女の話を聞き、一座はどなたも極めて至極当然の表情をしている、驚いた口を塞がらないのは私だけでした。その言葉に触発され、皆さんの頭部を気をつけて見てみました。確か、どの人もそのアクセサリーは決して一つだけではなかったのでした。
(左)♪幸せなら手をたたこう♪ (右)おしゃれ大好き。きゃはんが本当にかわいい。
ハニ族の皆さんは新しいものに何でも興味を抱き、好奇心の塊のような人たちでした。番組のジングル用にと思って、試しに日本語の挨拶を教えてみました。どの人も面白半分、笑いながら、口にしてみました。また、彼女らの歌に感謝するため、試しに「♪♪さくら、さくら」のフレーズを教えたら、翌日になっても、私を見れば、笑いながら「さくら、さくら」と歌いだす人がいました。
読み書きのできないミョンネイさんもたいへん明るく、ものの覚えがたいへん早い人でした。子どの時、学習のチャンスに恵まれなかったのは、真に心痛ましいことです。
青春真っ只中のミョンネイさん。「今後の予定は?」と聞いたら、「今までは若すぎたため、子供が生めなかったが、これからは子づくりしなくちゃ」と言います。
今回を機にテレビからではなく、自らの目で都会を見た彼女。今回の旅はこれからの彼女の人生にどんな影響が出るのか。チャンスがあれば、彼女たちの村に行ってみたいです。もちろん、できることなら、彼女たちにも、いつか、北京にも来てもらいたいなと思っています。
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