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北京龍泉寺に見る伝統と現代(下)

2013-08-09 16:12:59     cri    
  

 基金会を後にして境内のほうへ少し行くと、行列が見え朗々とした読経の声も聞こえてきました。丁度昼食の時で、読経は食前儀式の一環のようです。「斎堂」(寺院の食堂)入り口には、食事の順番待ちをしている信者の行列がありました。一度に数百人も収容できる龍泉寺の斎堂も、この日はあまりの来客で2回に分けて食事をすることになったようです。 

    斎堂の脇はアーチ型の通路になっていて、調理室に近いため野菜がどっさり入った籠がたくさん置かれていました。真っ先に目に入ったのは、小さな穴がいっぱいある菜っ葉でした。同行の志摩アナが目を輝かせて絶叫しました。
 「見てください。この虫食いだらけの野菜に曲がったキュウリ、ゆがんだ茄子…市内の市場やスーパーで売られているものとは全然違う。中国に来てから、こんなのは初めて見ましたよ」
 寺院付属の農場でとれた野菜です。農薬と化学肥料を一切使わず、自然になった形だそうです。


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