西洋には「千人の読者に千人のハムレット」ということわざがあります。わたしの心の中の世界一のサッカー選手は、イギリス出身のサッカー選手、ワンダーボーイ「マイケル・オーウェン」です。

写真はネットより

　1998年2月11日、18歳と59日のオーウェンは、チリ代表との親善試合でデビュー、20世紀にデビューした選手の最年少の記録となりました。初ゴールは1998年5月27日,モロッコ代表との親善試合で生まれました。18歳と164日でのゴールは、当時イングランド史上最年少のゴールでした。

　
1998 FIFAワールドカップ、アルゼンチンとの決勝トーナメント1回戦でのオーウェン（写真はネットより）

　世界の舞台に精彩を放ち始めたのは、1998 FIFAワールドカップでした。アルゼンチンとの決勝トーナメント1回戦、オーウェンはアルゼンチン代表のアジャラとチャモを抜き去り、すばらしいゴールを奪いました。試合はPK戦の末に3対4で敗れましたが、ワールドカップでの活躍により、若さ溢れる動きと抜群の瞬発力、スピードで、国内外の人気は急激に高まりました。わたしもこの時からサッカーが、とりわけオーウェンが好きになりました。

　2001年にはUEFAカップ、FAカップ、リーグカップのカップトレブルを達成し、バロンドールを受賞しました。オーウェンはキャリアの頂上に輝きました。