2008年の北京五輪の開催に備え、開通された八達嶺の万里の長城や北京郊外の延慶に至る観光高速列車のS2線は先月7月1日から、乗車券の値段をもともとの23元から6元に値下げしました。さらに、乗車券を買わなくても、バスなどでも使える日本のSuicaのような「一卡通」が使えるようになり、かなり乗車が簡素化されたこともあって、一度は乗ってみたいと思っていました。それで、先週の金曜日にS2線に乗り、「万里の長城」への旅をしてきました。
(「西直門」駅でみられる、北京北駅への案内表示)
S2線の始発駅は地下鉄の駅「西直門」のすぐ近くの北京北駅にあります。「西直門」で降りると、すぐ北京北駅への案内板が見られ、その案内に従って、5分くらい歩いて行くと、北京北駅に到着しました。
(「西直門」駅を出ると、すぐ見られる北京北駅)
(「一卡通」も使用できる)
(S2線の入り口、車いすでも通れる)
「一卡通」が使えるようにしているので、もちろん指定席はなく、すべての車両は自由席です。一等席でも、二等席でも、すべては早いもの勝ちとなります。
(S2線の列車、「長城号」)
(二等席)
(一等席)
(窓ガラスの大きさは非常に印象的でした)
万里の長城までは1時間10分ほどになりますが、最も印象的なのは、窓の大きさですね。途中から、万里の長城がよく見えてきます。
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