先日、6年ぶりに北戴河に行ってきました。
風景は昔とさほど変わりはしません。しかし、町並みはがらりと変わりました。とりわけ、海浜浴場・老虎口公園に行く手前の大通りは、町全体がリニューアルされており、記憶の中の昔風の土産品店はカラフルな色の施されたヨーロッパ風建物に生まれ変わっていました。
大通りには、相変わらず水槽が置かれ、海鮮料理を売りにした飲食店が並んでいましたが、お料理の味は一段と洗練されたものになりました。
立地上の利便性から、ここは、北京のみならず、天津や東北の人たちにとっても好まれる夏のリゾート地です。今回も街角で、東北訛りの観光客の会話が聞こえました。しかし、それよりも目立って増えたのは、ロシア人観光客です。街角でも砂浜でもロシア人観光客をたくさん見かけ、ロシア語の看板も見かけました。「サンクトペテルブルク」(圣彼得堡)と名づけられた旅館も。
写真のヤナさん(↓)は長春の大学でロシア語の先生をしています。今回は列車での一人旅だと言い、海辺のブランコに座り、読書をしたり海を眺めたりして、海のある風景を静かに楽しんでいました。
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