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CRIウェブトーク【気ままに談談】Vol.5~W杯のある夏

2010-07-01 21:00:16     cri    

By:大野清司、斉鵬、つばめ




















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  W杯の試合が残り10日ほどとなりました。日本はアジア勢の最後のチームとして、史上初のベスト8をかけた試合で、残念にも勝ち進むことができませんでした。
 中国のサッカーファンは今大会における日本代表のプレーをどのように見ていたのでしょうか。
 今回の「談談」はサッカーファン&にわかサッカーファンたちによるW杯談義です。

大野  中国でW杯の中継を集中的に見たのは今回が初めてですが、まず面白かったのが、中国

のサッカー用語。日本の場合、ほとんど英語をそのまま使ってますが、中国ではシュートが「射門」、オフサイドが「越位」という具合で、意味と音をうまく使って翻訳していて、なるほどねと感心させられましたし、外国の文化を移入する際の日中の違いを見せられた気がしました。

 観戦はもちろん日本チームが中心でしたが、日本チームが一戦ごとに強くなっているのは、まるで甲子園の高校野球で弱小チームが大観衆の前で戦っていくうちに成長していく様を見ているようで、いかにも日本という感じでした。

 東アジアから出場した3チームのうち、たまたま日本が最後に残って、しかもその最後の試合が延長戦にもつれ込む大熱戦だったこともあって、中国の皆さんが同じアジアの代表ということで応援してくれたことがとてもうれしかったです。

斉鵬  サッカーの生放送を好きになったきっかけは、8年前の日韓共催

W杯でした。

 当時大学生だったぼくは、サッカー好きのルームメートの影響で一気にサッカーファンになりました。

 南アフリカ大会で印象に残ったものは、何よりもあの、「ブブゼラ」の音! 試合の最初から最後まで響いていて、応援歌など全然聞こえませんでした。
 

応援するチームですか?

 ぼくをサッカーファンの道に導いたのは、日韓W杯でしたし、当時は日本語を勉強していた大学生で、今も日本語、日本とかかわりの深い仕事をしているので、言うまでもなく、まずは日本代表です。

 パラグアイ戦ではPK戦で敗れ、ベスト8に進めなかったのは残念でしたが、ほんとによく戦ったと思います。何よりも、これまではオランダやカメルーン、デンマークと言った強敵の揃うグループから抜け出して、ベスト8を争う試合に進み出ただけでも、素晴らしかったです。

 日本代表のプレーでは、今回は特に守備のほうが強い印象を与えましたが、これからは攻めのほうにもぜひ力を入れてほしいですね。

 日本のほか、アルゼンチンとオランダが好きです。メッシ選手は、すごい選手です!

 ちなみに、今回の大会では、アジア勢の頑張りを評価したいです。とりわけ、日本と韓国が、サッカー強国がそろったグループにもかかわらず、見事16強入りを果たしました。「すごい」と感心したと同時に、「羨ましい!」という思いも強いです。

 サッカー中国代表は今、腐敗問題の取り締まりなどで様々な調整をしている最中ですが、少しずつ成長しているのが見えています。ぜひとも、4年後にこそ、2014年のブラジル大会に出場できるよう頑張ってもらいたいですよ。

ツバメ  正真正銘の「にわか」サッカーファンです。

 いや、「にわか」と呼ばれるのも、本当は怪しいかもしれません。

 何故なら、サッカーの詳細なルールはよく分からないし、有名選手の写真を見てすぐに名前が呼べる人も、ほんとに限られています。試合そのものは面白いとは思いますが、生放送を見て自分で批評するよりは、テレビやラジオ、新聞の解説を読んでそれで満足しています。むしろ、感心を払っているのはサッカーをめぐる周辺の動きです。

 鄭大世選手の涙、サッカーファンの反応、応援の仕方、応援アイテムの産地、ブブゼラの価格、グランドで初めて見た中国スポンサーの看板…

 そうそう、中国代表とは無縁だった今回の大会の中から、中国の「姿」や中国とのかかわりを努めて見出そうとしたことも楽しいと思います。

 とは言いながら、日本-パラグアイ戦だけは最初から最後までテレビに釘付けになって観戦していました。日本代表は試合には負けたものの、観戦したすべての人の心をとりこにし、尊敬を受けたと思います。そういう意味で最高の負け方だったのではないでしょうか。

 サッカーのある夏は、暑い夏です。

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