■ 吉野綾子記者

　ジャパンデーの生中継のため万博へ行ってまいりました。なんと人生初の万博見学です。（写真↑は個人的にたいへん感動したイギリス館）

未来都市の形 　

 写真左：イギリス館のアクリルポールの細部；右：万博主題館入り口↑

　今回の万博のテーマは「より良い都市、より良い生活」です。このテーマはすさまじい勢いで発展中の中国にぴったりのテーマです。  

　これを体現しているのが万博園内です。園内に敷かれた道路を電気自動車がゆっくりと走っています。花や木も多く植えられ、自然がいっぱいです。そして道行く人は、人種も様々、どの顔も皆笑顔です。そして体が不自由な人たちにとっても安全な街です。

　様々なデザインのパビリオンはまさに子どもの頃に描いた未来の夢の都市を彷彿させます。そしてデザインだけではなく、実際に環境を意識した工夫がほどこされています。

　そう遠くない未来、世界の都市もぜひ、こんな街になってほしいと感じました。

パフォーマンスに注目

 　朝早くから、パビリオンを見学するのもいいですが、この万博には世界各国から、自国の文化を披露しようと、一生懸命準備してきた人たちがいます。彼らに会えるのが、園内の各広場で行われるイベントです。毎日様々なイベントが行われています。、夜からのものもあります。ぜひチェックしてみてください。人間のパワーを感じることまちがいなしです。（写真はイラン館での演奏会）

これから万博へ行く予定の方へ

　万博は夜からの入場もお勧めです。多くの人が見学できるよう、各パビリオンは、午後10時まで入場できますし、会場は夜12時まで開園しています。夜には各パビリオンがライトアップされ、昼間とはまた違った表情を見せます。多くのツアー客は夕方には、帰りますので人も少なくなります。夜風に吹かれて、園内の散歩もおすすめです。

　ただし、人気のパビリオンにはまだ人が並んでいます。並べる最終時間が決められているパビリオンがありますので、事前確認をおすすめします。

（写真：胡徳勝、吉野、王小燕）