By つばめ、李軼豪、吉野
検索エンジンに「睡眠」を入力して検索してみれば、数千万の表示項目がヒットされます。それだけ、睡眠が現代人の悩みに占めるウェイトの高さを示したようにも思います。
それもそのはず、人生3分の1の時間は眠りの中で過ごしているとも言われています。ある意味、睡眠は人間の本能とも言えます。それなのに、何故、現代人はややもすれば、眠れないことで悩んでいるのでしょうか。
都会の夜は明るすぎるからか?
(人間は明るいところでは深い睡眠を得られないと言われている)
パソコンのせいか?
(パソコンを使いすぎると、睡眠を促すホルモン「メラトニン」が分泌できなくなると言われている)
大自然と触れ合わなくなったからか?
(太陽に当たらないと睡眠に影響が出ると言われている)
あるいは、ストレスがたまっているからでしょうか…
(「日有所思,夜有所梦」という中国語の言い回しがあります。昼間、気をもんでいることがあれば、夜、夢に出てくると言われています。夢を見すぎると、睡眠の質にも影響が出てくる)
眠れない理由は様々あります。生きる上の悩みもあれば、現代人の生活スタイルそのものから来たものもあるようです。文明の進歩につれ、真っ暗で、しんとした夜はいつの間にか消えてしまいました。静かで、ぐっすり眠れることも人間から遠のいていったのは同じ頃だったのでしょうか。
今回は「何故眠れないのか」をめぐり、メンバー3人自らの体験を踏まえながらおしゃべりしていきます。
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