つばめのスVol.5~贈り物★
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カレンダーでは2009年が明けて、もう3週間が経ちました。が、中国人にとって本格的な新年・春節はこれからです。今年の春節は1月26日なので、丁度、今は年末年始の一番忙しい時でもあります。
放送局では今週、大掃除が始まりました。街に出ると、大きなスーツケースを引っ張りながら駅や空港へ向かう人たちの姿が至るところで目につくようになりました。
そして、放送局は年末年始の恒例行事(?)、年越しを祝うための品を配りました。ジュース(6パック入り)に桃の缶詰(2ダース)オレンジ(みかん箱1つ分)などなど。しかし、物が豊かになった今、果たしてこうした支給品を職員たちがどう見ているのでしょうか……?
ふた昔前まで、つまり、中国では物がまだ十分なかった頃、中国人は勤務先から配られる様々な支給品を喜んで受け取っていました。石けん、シャンプー、コップ、シーツ、カバンといった日用品もあれば、タマゴや食用油などの食料もありました。今はさすがにこうしたことをする勤務先は減りましたが、放送局は昔の名残なのか、年末年始だけこうした習慣が残っています。
でも、どうして年末年始なんだろう……?
つばめは、これには中国人が伝統的な祝祭日になると、贈り物をやりとりする習慣があるからだと見ています。
そもそも贈り物のやりとりは祝祭日や伝統的な年中行事と密接にかかわっています。そのため、土地柄や時代によって、大きな変化もあります。そこで、日本出身のアンドウと中国安徽省の田舎生まれのつばめ、そして、昆明っ子のエーリンがそれぞれの思い出と体験を語りました。一体似ているところ、そして違うところはどこにあるのでしょうか?
つばめは子ども時代、農村でよく見ていた贈り物をやりとりする様子を良く覚えているといいます。あの時代の中国を体験した人ならば、きっと懐かしく聞こえる話もありました。
一方、現代っ子のエーリンは贈り物を語る時、自分へのご褒美としての贈り物もしっかり考えていました。それから中国で超有名なCMソングををエーリンが熱唱したり……♪
日本人のアンドウは文化の違いを体験しながらも、たくましく北京で頑張っています。「贈り物に何を選べば良いのか」、いつも中国の作法はどうなっているのか悩んでいるようですが、昨年、見事に相手に喜ばれる贈り物をすることができたようです。そのお土産とは何か?
また、贈り物をする時の日中の違いはどこなのか、どうぞ今回も【つばめのス】の肩のこらないおしゃべりをお聞きください。
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■【便利リンク】
送礼網:http://www.songli123.com/index.htm
代送礼:http://www.daisongli.com/
【Keyword】
"送礼":贈り物をする。直訳すれば、御礼、つまり、感謝の気持ちを送ることです。
"看節":どうやらつばめの故郷の方言のようです。年中行事の前に親戚同士がお土産を送りあう習慣を言います。とりわけ、年配者がいる親戚の家には皆、その家へお土産と共に挨拶をしに行くことが大切だとされています。
【エンディングの歌】
愛的礼物(愛のプレゼント)(台湾歌手・鳳飛飛)
メロディーは日本人なら誰もが知っているあのお馴染みの曲なのです…♪
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