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WebRadioトークショ【つばめのス】Vol2.-グルメ

2008-12-18 18:41:59     cri    
 ふと気がつくと、北京はここ数年、冬、白菜を大量に買いだめる人が少なくなってきています。北京の風物詩が一つ減ったと嘆く人もいますが、食べ物の種類がうんと増えたことも事実です。

 全国的に見ても、この30年で中国の「食」が大きく変わりました。食糧の供給不足、配給制から飽食、そして、日常的なグルメの時代、またヘルシーさが重視される時代になりました。


















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今回はこうした「食」をめぐる変化から、「つばめのス」のお勧めレストランや北京のグルメコース、さらに、最近の流行など盛りだくさんの話題でお届けします。                                      
                                                         
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グルメの思い出

 安徽省の田舎娘つばめは中学まで、どうやら「外食」を一度もしたことがないらしいということが最近分かりました。中国高校時代も極た~まにしか外で食事したことがありません。大学時代、それも卒業間近になったある日、学食のそばに、注文して食事ができる食堂がようやくできたようです。そんなつばめにとって、今でも忘れられないグルメの思い出があります。17年ほど前に、北京王府井にある香港美食城(写真↓)での食事でした。しかし、「香港」美食城なのに何故か食べたのは、「しゃぶしゃぶ」だったそうです。(どう考えても怪しい記憶ですが、本人は北京のしゃぶしゃぶとは違う、おしゃれな「XiaPuXiaPu」だったと言い張ります…) 

王府井・東華門市場対面の香港美食城

釣魚台国賓館・2007年福田首相歓迎朝食会メニュー

 一方、昆明っ子のエーリンはつばめと同じような記憶があります。それは、一年で一番のご馳走の思い出は、旧正月の大晦日の食事。エーリンの家では、春節になると、おばあちゃんの家に集まり、うんと「鸡鸭鱼肉」(中国では昔、豪華な食事の代名詞として言われていました)のお料理を出してもらっていたようです。そして、「あの頃、何を食べもほんとにおいしかったのになぁ……」とぽつり。(最近は「よく自炊するようになった」と言うエーリン。しかしその実態は週に少なくとも3回以上は外食しているとか。「何を食べればいいか、いつも悩んでいる」という贅沢な悩みを抱いているようです。まったくこれだから現代っ子は困ります…)

 湘南育ちのあんどうは、北京に来てまもなく2年になろうとしています。「東京には世界中のおいしいものが集まっていると言われてるけど、世界中だったら本当は北京のほうが上かも」東京にあってもわずかしかないもの、それはイスラム圏や中東の料理。東京は国際都市とかいわれているけれど、食から見れば、国際化は北京のほうがはるかに進んでるなあと実感。いやー、ほんと、北京にはおいしいものがたくさんあるんですよ、これが(独り言になりました...)。

■ 超お勧め北京の味

【つばめ】北京は世界各地のみならず、中国各地、各民族の料理が集まっているところから面白いです。穴場は各地の北京駐在弁事処の開いたレストラン。それも、できれば、その地方の出身者の方と一緒に食べに行きますと、格別においしいメニューに当たりますよ。ウィグル族の友達と一緒に行った新疆料理は、めちゃめちゃおいしかったですよ。

 また、最近、胡同の中にあるさまざまな店を見直しています。例えば、先日、行ってきた精進料理の店がその一例です。そういえば、精進料理もちょっぴりブームのようですね。「素直じゃないね。ほんとは肉を食べたかったようだけど、我慢しちゃって。無理なんかしないで肉食べれば?」という「偏見に満ちた」見方を捨て、「大豆を原料にした食のアート」として味わってみると、なかなか楽しめますよ。  

【エーリン】初めて北京に来る方なら、やはり「北京ダック」がお勧めですね。しかし、何度も北京に来ているある方ならば、北京にはそれはそれはおしゃれなお店が多いんです。例えば、後海沿いにある客家料理の店では、アルミホイルで包んだお魚(鲈鱼,スズキだそうです)が一押しです。

 また、地下鉄東四十条駅付近にある「南新倉」(写真↓)エリアは、明の時代に建てられた米の倉も見られるなど、古代と現代が一つになった町であるだけでなく、おしゃれで、おいしい店もたくさんあります。一度ぜひ足を運んでみてくださいね♪

【アンドウ】最近行ってきました、翠花胡同にある悦賓飯店に。改革開放後に、北京で初めてオープンした個人経営のレストランです。お店はおしゃれ、とはちょっと言いがたいのですが、かえって素朴な感じがしてよかったです。昔ながらの味を守りつつ、安くておいしくて、文句なく最高でした。私が行った日は芸能人もお忍びで来ていたりするなど、人気も高いようです。

 さてさて、冬の北京は何よりも鍋ですね!それも一人ではなく、友達数人で「鍋の会」を開くと、おいしさも楽しさも倍増しますよ。  

三国志を店名に使った飲食店 茶馬古道というと、雲の南ですね

■おいしく、安く食事するには

  コツはグルメサイトを通して予約しておくこと。お店やメニューにもよりますが、2割引き程度の優待があります。例えば、以下のページがあります。
  飯統網:http://beijing.fantong.com/
  請客800:http://www.qingke800.com/index.jsp

■お役立ち情報


 【百合素食香園店】东城区东直门北小街草园胡同甲23号 Tel: 010-64052082

 【悦賓飯店】东城区翠花胡同43号  Tel: 010-85117853

 【老漢字客家餐馆】西城区什刹海东岸(荷花市场湖对面) Tel:010-64042259

 【贡院蜀楼】(四川省駐京弁事所レストラン)东城区建国门内大街贡院头条5号 

         Tel: 010-65122277-6101 65122277-6200

 【四合紅庭食府】美術館后街西揚威胡同14号 Tel: 010-84046024

四合院を生かした四合红庭食府。こじんまりしていて、アットホームな店です

■エンディングにおいしい歌をお届けします♪
 台湾歌手陶喆『宫保鸡丁』(Gong Bao Ji Ding)

(写真&文責:つばめ)

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