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日本人スタッフのつぶやき321~引越

2015-07-09 14:07:15     cri    

 私、小山は昨年5月から1年ちょっと住んでいたアパートを引き払い、先月、CRIの寮に引っ越してまいりました。以前住んでいた場所は北京の東側に位置し、日本大使館も近いことから多くの日本人と交流ができ日本料理屋もたくさんあるというすばらしい立地でしたが、出勤には地下鉄で片道1時間半かかるという問題がありました。

 そこへ、外国人スタッフ専用の寮に空きが出たということでCRIから徒歩約5分のその寮への引越しを決めたのです。

 そこで問題となるのが荷物の移動です。何人かの同僚が車を出して荷物運びを手伝ってあげる、と言ってくれたのですが、あいにく一般的な乗用車では一番大きな荷物が後部トランクに入らず、けっきょく引越し業者を探すことにしました。

 ぼったくりの被害にあわないためにもそこそこ評判の業者を見つけようとネットで口コミを探していると、なんと中国最大のショッピングサイトである淘宝(タオバオ)に「引越し」カテゴリーがあり、引越し業者が何社も並んでいました。

 幸いなことにタオバオでは利用者の評価が見れるので、その中から格安ながら評判も悪くない業者を選んで連絡を取ってみました。

 荷物は何個くらいか、どこからどこまでの引越しなのか、それぞれの建物の何階に住んでいるか、エレベーターはあるか、電化製品はあるか、駐車スペースはあるか、その駐車スペースから建物の入り口までの距離は、などなど細かい項目ごとにそれぞれ料金が設定されているので、事前の見積もりと実際の請求と大きく異なることはなさそうです。

 見積もりの結果は300元(約6000円)、普段タクシーで片道100元前後かかる道のりなので、とても安く感じられました。

 ネット上で前金として100元の支払い手続きをし(仲介機関に一旦引き落とされるものの、問題が起こったら相手に支払わないこともできる)、残額は引越し完了時に渡すことにしました。日本との違いは、段ボールが基本有料なこと。資源として価値があるので、日本のようにコンビニなどでただでもらえることは少なく、私は同じサイトで、段ボールだけ別で注文しました。ちなみに1箱5元(約100円)前後でした。

 さて、引越し当日、大きめのワゴン車とともに2人の若者が来てくれて、どんどん荷物を運び出してくれます。エレベーターのない5階の部屋に住んでいたのでとても大変だと思っていたのですが、そこはプロ、わずか20分ほどで全ての荷物を1階まで運んでくれました。重さや降ろす時の順序を考えながら積み込みを終えると、業者の2人と一緒にワゴン車に乗り込み1時間のドライブで寮に到着。寮にはエレベーターがあるので荷物は10分で運び終わり、とてもスムーズに引越しを終えることができました。


個人で経営している小規模な業者さんでした


40kg弱の荷物は軽々と運んでくれます

 なお、ワゴン車を用意する必要があった最大の荷物・折りたたみベッドは家族や友人が泊まることになったときのために捨てずに持ってきたのですが、北京の西に引っ越して来て早1ヶ月ちょっと、いまだ出番はありません…。(小山)


新居からのCRI、通勤時間が極端に短くなり逆に遅刻することも

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