最近、私の住んでいるアパートの内壁を全面的に塗り直しました。
きれいになったエレベーターホール
塗り直す前の写真と比べるときれいになったのがよく分かります。
以前はいろいろな広告がベタベタ貼ってありました。「空調」というのはエアコンを修理したり引っ越しの際に移動したりする業者です。その他、引っ越し業者や、結婚するので部屋を買いたいなどというビラがよく見られますが、きれいになった壁がいつまで持つか見物です。
ペンキを塗り直す前のエレベーターホール
壁だけでなく、去年から私の団地では断続的に様々な工事が続いています。外壁に断熱パネルを貼りペンキを塗り直したのは前にお伝えしましたが、入り口に身障者用スロープを新設したり、窓枠をアルミサッシに交換したりしました。
この窓枠の交換は市政府が補助金を出しているということで、私の住む棟では3分の2ぐらいの部屋が工事をしていました。私の部屋の家主はどうも賃貸用の部屋にお金をかける気はないみたいで、窓はゆがんだまま。相変わらずガタピシ音を立てています。
暖房用のパイプ交換工事
しばらく前に始まったのが暖房用の地下パイプの交換で、団地中の地面をほじくり返して大々的に工事しています。
実は、窓枠の交換に補助金を出したのも地下の暖房用パイプを交換したのも、すべて暖房の熱効率を上げ使用する燃料を減らすことで、大気汚染物質を減らそうという試みです。
この他、大気汚染の状態が深刻な日は半分の自動車を走行禁止にするとか、電気自動車に補助金を出すなどの対策も発表されました。大気汚染を一気に解決する妙策はなかなかありませんが、それでも少しずつ対策は進んでいるようです。
所で、最近、団地で見かけた奇妙なもの。
「脚」が落ちてた!
以前、道路の真ん中に便器が置いてあったのはご紹介しましたが、今回は道の横に真っ白な脚が落ちていました。もちろんホンモノではなくマネキンの脚ですが、一瞬ドキッとさせられました。中国の団地はいつもシュールで刺激的です。(大野清司)
以前の便器の写真をご覧になっていない方のために
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