さて今回の１枚lは地下鉄での風景。「吉野屋」のポスターも気になるところですが、話題は「Phubbing」。この言葉、知ってる方は携帯電話、特にスマートフォンの話題に詳しい方ですね。

写真は「優酷」から

　もう「明白了」ですね。急速に拡大中のスマートフォン、その機能がより便利になることで、つい頻繁に使ってしまい、人や周りの状況を無視してしまう行動です。ネットの情報では「phone」と、「snubbing」（無視）が合わさった造語ということです。北京でも、地下鉄やカフェ、レストランなどでよく見かける光景になりました。ちょっと前までは、そういった公共の場所では携帯電話で話す声が大きくて困ったものだなあ、と思っていましたが、最近ではスマートフォンでのネットサーフィンやメール、ゲーム、動画などに興じる若者が増えたせいか、逆に寂しさを感じてしまいます。

　そういう私も１日の中でかなりの時間、スマートフォンをいじっています。特に日本とのやり取りはメールが多いので手放せない存在。最近では中国の大気汚染の数値なども気になってよく見ます。街角で撮影する動画や写真も、番組で使えるくらい性能がよくなりましたしね、重宝します。ただ、夫婦喧嘩の際はご用心。スマートフォンへの攻撃は致命的で、妻の賢さを知るハメに。秒速陳謝で少し曲がったくらいで済みました。（山）