今回は写真グラフ。「つぶやき」コーナーで近所の「花鳥虫魚」という市場を動画で紹介したのが１年半前。先日、同僚の万さんがこの「花鳥虫魚」の巨大市場に連れて行ってくれました。

　まず驚くのが駐車場に集まった犬たち。車の屋根や腰の高さの台に乗った犬たちが人だかりに囲まれています。なでたり、抱いたりしても、おびえる様子はなく、愛嬌たっぷりの表情で未来のご主人を迎えてくれます。日本のようにガラス越しとはちょっと違った、動物ふれあい広場といったイベントのような雰囲気。ちなみに都市部では犬をペットとして飼う習慣がすっかり定着というかブームになっていて自宅マンションにあるいくつかの広い中庭でもいろんな犬が遊んでいます。

　さて、入口を入ると長〜い通路。観賞用の魚類を扱う通りです。通路には露店、両側には店舗。金魚や熱帯魚、鯉などの大型の魚、亀やスッポンのほか、小さな水槽から豪華な展示用の水槽、水草やポンプ、餌まで何でも揃っています。

　通りを奥に進むとアーケードになっていて植物や水晶、飾り物などの小物店がずらりと並んでいます。中でも「虫」コーナーには鳴き声を楽しむキリギリス。いろんな入れ物もあり、実際にキリギリスを選んで入れ物とセットで買えます。私には同じ音色に聞こえるんですが…こだわる客のやり取りを見てるだけでも楽しい。

　うん？これは豚？黒とピンクの体色をしたかわいい豚の親子を発見。仲良くウロウロ、これも誰か買って行くんだろうか、とつぶやきながら奥に進むと「花鳥虫魚」の定番の様々な種類の鳥がいっぱい売られていました。

　最後に食事のできる大きな部屋に入ると。水墨画や書画のオークションにも参加できるようになっていました。

　見て回るだけでもおもしろい市場。まさしく「…あるよ！」の世界です。（TVドラマ「HERO」で登場したパブの店主が出て来て言いそうな。山下）