さて今回の1枚。 この写真だけピンとくる方は上海通です。
もう一枚をみていただくと、すぐにわかりますね。閉幕から2年が経とうとしている上海万博の跡地の、その後を見て来ました。
写真の1枚目はテーマ館と呼ばれていたもので、今は「万博展覧館」として生まれ変わり、様々な展示会などがすでに開催されています。展覧館の地下には地下鉄と直結するショッピングモールがまもなく登場し、多くの日本企業も参加するということです。主にアンテナショップ的な店が多いということで、中国市場を狙って、直販店、テレビショッピング、インターネットと連動した販売展開が企画されています。 2枚目の写真は、万博当時は連日、長蛇の列で有名になったあの、中国館です。この中国館を中心に、上海市政府系企業などが、黄浦江沿いを5つのゾーンに分け、文化施設や商業施設、高級住宅地など巨大な開発が着々と進めています。
宇宙船のような形のコンサートホールも万博後も残され、周辺には5つ星のホテル、巨大モール&イベントホール、企業が集まるCBDなどのエリアが集まり、浦東地区に続き、とてつもない規模の新しい街が上海に誕生しそうです。(山下)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |