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日本人スタッフのつぶやき176-「あけてびっくり!」

2012-08-13 08:53:29     cri    

 あと、1ヶ月で北京生活1年になる志摩です。

 昨日が立秋でしたので、去年9月末に北京に来てから「秋」「冬」「春」「夏」と一応

 一回り経験したことになります。北京の冬はとても寒かった記憶があるのですが、

 人間って強いものですね!今では、そんなに寒くなかったような気がしています。

 ま、今年の冬にはまた『何だ、このクソ寒さは!』なんて叫んでいるんでしょうが・・

 で、今はまだ、夏ですので、とても、暑いです。今年はからっとした日が少なく、むしむしした日や雨がとても多いです。本来の北京の夏は、『カラッとしたとても暑い日が多い』と言う人もいれば『むしむしして雲が多いのが北京の夏!』と言う人もいて、正直言って、私にはいまだに良く分かりません。多分、このところ気候変動が激しいので、本来の夏の「本来」でいつの頃の夏を思い出すかで、言い方が変わるのかもしれません。

 夏といえば『アイスクリーム!!』(本当は生ビールなのですが、今日のお話がアイスクリームなので)一ヶ月ほど前、私は超市(中国のスーパーのことです)で6個入りのアイスクリームのパックを買って、融けないうちにと急いでうちに帰り、ふたを開けました。

 そこでタイトルの「あけてびっくり!」することになったのです。

 箱の中のアイスクリームがなんと、三分の一ぐらいしか入っていないのです。しかも、一度融けた形跡があるのですが、アイスクリームはしっかりと凍った状態です。驚いた私は次々にアイスクリームを空けてみましたが、全て同じ状態なのです。???

 「アイスクリームの箱はしっかり密封されているし・・・」「外側のパッケージにも開けた形跡はないし・・・」なにやら密室殺人事件に遭遇した名探偵のような気分で、しばらく戸惑っていたのですが、意外と早く私は謎を解いたのです。『つまり、このアイスクリームはスーパーの冷凍庫から一度出され、三分の一ぐらいに融けたところで、また冷凍庫に戻されたのだ!』だとすると犯人は?

 『これは単独犯行ではない!犯人は二人います。一人は一度アイスクリームを買おうと思って買い物籠に入れながら、レジの前で心変わりして、近くの棚にポンと置き捨てにした、そう、買い物客のあなただ!』『そして、もう一人は、棚にあった冷凍食品のアイスクリームを数時間してから回収し、溶けているのではという疑問など一切無視し、平気でそのまま冷凍庫に戻した極悪非道、血も涙も無い店員のあなただ!!』『へ、へ~!見事な名推理、恐れ入りました!』というわけなのです。

 中国のスーパーでは、レジの前の棚などに、買い物客が買うのをやめた商品がいっぱい置き去りにされています。元あった場所まで返しに行く人はめったにいません。そしてそうした商品は時折店員が回収してもとの場所に戻しているのです。

 不幸なことに私は、その後もう一度、同じ目にあい、わが身のおろかさを痛感しました。それからは、冷凍食品は必ず一番奥のものを取るようにしています。

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