長野県松本市を中心とした葫蘆島からの引揚者からなる葫蘆島友の会一行30名が、7月初旬、吉林省四平市を訪れました。団員の中には初訪問の人もいますが、穂刈甲子男会長にとっては10回を越える長年来の恒例訪問です。
歓迎を受ける穂刈会長率いる訪中団
穂刈会長は、小さい頃から、中国へ憧れを抱いていました。19歳の時、現在の四平市梨樹県で、青年訓練所教員として9ヶ月滞在しました。その間、重い病に倒れましたが、現地の人々に助けられ、九死に一生を得ました。このこともあり会長にとって、ここは第2の故郷でもあります。
長年、穂刈会長は、梨樹県実験小学校に寄付をするなど、現地の教育に関心を払ってきました。今回の訪問は、終身名誉校長の称号授与の式典に出席するのが目的の1つです。
終身名誉校長授与式
賈国良校長は、穂刈会長の長年の援助は、在校生に大きな影響を与え、彼らは成長した後、必ずや両国の友好交流を大切にしていくだろうと、交流の意義を高く評価しました。
日本語部の取材を受ける賈国良校長と子供
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