ニイハオ！高橋恵子です。

　今週になって、「日本でのネット詐欺、被害は100億円」というようなニュースに接した。 オレオレ詐欺に始まって、いろいろ話題にもなっているし 対策も講じられているのに、なかなか根絶しないみたい。

　私は幸い、中国では(日本ではあるってこと？)この手の詐欺に 引っかかってないけれど、残念ながら中国にも電話などを 使った詐欺は、あるみたい。その証拠に銀行のATMの横には、こんなポスターが。

口座をキレイにする＝洗う？洗うのは洋服だけよ！

　繰り込め詐欺の被害は、電話代が足りない、口座をキレイにする、プライベートの情報が漏えいしている…などの口実や中高年の女性が引っかかりやすいので気を付けてね。落ち着いて考えれば、普通の生活をしていたら銀行口座が安全面で危険な状況になったり、個人情報が漏洩することって、そんなにあることなのかな？個人情報については、取り扱う方もけっこう気を使っている。これは、レストランの入り口。

　誰が何時に何名で予約したか。それは何番テーブルかが一目でわかるように掲示されている。遅れて来ても、これを見ればお仲間がどこに座っているか一目瞭然。だけど、中国は同姓の人が多い。○○会社の△△先生(さん)と書くと、それはそれで個人情報？を公表したことになってしまう。そこで、考えられたのがフルネームでなく姓と携帯電話番号を表記すること。11ケタ全部を表示すると、これまた、個人情報の公開になってしまうので、頭3ケタと下4ケタのみ表示する。一緒に食事するような間柄だったら、お互いの携帯電話番号は知っているはず。例えば、王さんって名前が2つ以上あったら、自分の携帯を取り出して、電話番号を見れば、どの王さんかすぐ確認できる。なかなか、いいね。