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日本人スタッフのつぶやき70―蚊との熱き戦い

2011-08-08 10:47:45     cri    

蚊との熱き戦い

 早いもので今日はもう立秋。暑かった夏も今日を境に徐々に秋めいていくことになります。やっと涼しくなってくれるかと思うとホットします。北京の夏は今年も暑く、特に蒸し暑い日が続きました。そして、寝苦しい夜にいつものように現れるにっくきやつは、そう、蚊です。今日は蚊の対策についてお話ししようと思います。寝静まった頃、突如として耳の辺りにプーンと聞こえてくるのは誰しも経験されていることだと思います。あの不快感は本当にいやですね。北京では日本と同じように蚊取線香もあれば、リキッド式電気蚊取器などいろいろなものが売られています。我が家では中国現地生産のアースノーマットを使っていますが、当初、去年使っていたこのアースノーマットをどこにしまったのか分からなくなり、しばらくの間、蚊対策なしで寝ていました。そしていつも狙われたのは、中華料理よりも日本食を主体としている私でした。北京の蚊はやはり違った味を求めていたのでしょうか。夜毎悩まされる蚊に眠れなくなり、仕方なくアースノーマットをまた買いに走ったのは言うまでもありません。

 実は中国にはこれ以外にも強力な武器があるのです。中国名で「滅蚊拍」という、丁度テニスのラケットのような形をしていて、ガットの部分が二重の金網になっている充電式の電気蚊退治器です。そして電源スイッチをひとたび押すと高圧2500Vがこの二重の金網に流れ、蚊はおろか小さな害虫がこれに触れるとひとたまりもありません。我が家ではこれも愛用していて、蚊がカーテンの所などに止まっているのを見つけると、そーっと近寄りこのラケットを近づけ一丁上がりとなりますこのラケットがなければなかなか出来ない芸当ですね。また、飛んでいる蚊をテニスのようにラケットを振りおろしてやっつける事も出来ます。壁に止まっている蚊でも、ラケットの面積が広いため、逃げようにも逃げる前に網にかかってしまい、それこそ一網打尽ではないですが、うまく退治する事が出来ます。必要は発明の母。人間は本当にすごいものを発明するものですね。

 

 毎年恒例の蚊との熱い戦いも間もなく終わろうとしています。今度は来年に備えてきちんと保管場所を決めて置きたいと思っています。(小野博民)

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