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 これからの中日交流を支える若者たち 第二弾(2)

2010-12-14 11:21:03     cri    

 ウェディングと中日交流。

 まるで関係性の無いように見えるその活動の中で、自分が日本人であること、日本人という目を持ち、言葉を持ち、精神を持つ上で中国という舞台に立っていることを認識し、その長い中国居住の経歴を生かして、そこに「文化の対話」という意味を見出し、走り続けるMiyoshi。プランナーとしての道を歩み始めて僅か3年で来年から独立する彼女の目には、そういったビジョンがはっきりと映し出されています。

(Miyoshiが手がけた日本人カップルの本格的な中国式ウェディング)

 それは、長年中国に居ることで誰もが忘れがちで、そして中国に来たばかりの人間には紡ぎ出せない「芯」であり、文化の架け橋に形式など無いことを教えてくれる若い力なのです。ウェディングプランナーMiyoshiのこうした「芯」は、互いの文化を尊重し、重ねてきた歴史の軌跡をプラスの糧へと変えようとする、80後の若者こそが作り出せる新たな中日交流の代表的な形態ともいえるのでは無いでしょうか。

 そしてそんな新しい形式の中日交流を教えてくれたMiyoshiの目には、国境など映っていないこと、そして国境の無い世界の中でそのピースとなる文化や歴史を一つ一つ磨き上げて、ウェディングという一枚の大きなパズルを完成させていることが今回のブライダルフェアを通じて感じられました。

 Miyoshiは、「あくまで中国国内での挙式のプランニングにこだわりたい」と話しています。その言葉の背景を知るには、彼女の生の声をお伝えすることが一番なのではないかと思います。そこで、次週の第三回は日本語部の若手中国人記者であり、Miyoshiと同様に「80後」と呼ばれる世代の王帥記者がMiyoshiに直接インタビューを行いましたので、どうぞお楽しみに!

 (撮影/取材:馬玥、取材/文:中原美鈴)


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