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【エンタメ・ランキング】2011年10月第3週の映画と男性タレント、『白蛇伝説(白蛇伝/イッツ・ラヴ)』と呉奇隆(ニッキー・ウー)が首位

2011-10-18 13:59:38     cri    

 中国最大手のポータルサイト「百度」の検索アクセス数で集計したランキングは、中国芸能界の全体の動きが分かる結果を示しています。

 今週の映画トップ3は以下のとおり:

 3位、『辛亥革命』。中華民国建国のきっかけとなった辛亥革命が1911年に起きてから、今年10月10日でちょうど100年になるのを記念して制作された作品。ジャッキー・チェンはこの作品でメガホンを取っているほか、中国の革命先駆者・黄興役も演じています。ジャッキー・チェンの100作目の映画にもなるので、記念すべき作品として話題を呼んでいます。

 

 2位、『画壁(ミューラル)』。CMでSMAPの香取慎吾と共演している中国の人気女優・孫儷(スン・リー)とその夫・鄧超(ダン・チャオ)が夫婦そろって出演している怪奇ファンタジー。陳嘉上(ゴードン・チャン)監督の最新作『画壁(ミューラル)』は、中国の古典小説集『聊齋志異(りょうさいしい)』の怪談を映像化した作品。チャン監督が08年に同じく『聊齋志異(りょうさいしい)』の怪談を元にした『画皮(ペインテッド・スキン)』でメガヒットを叩き出しているため、『画壁(ミューラル)』は『画皮(ペインテッド・スキン)』の姉妹編として期待されていました。桃源郷に迷い込んだ男性3人の顛末を描くストーリーですが、『画皮(ペインテッド・スキン)』と比べ、スリリングな要素を減らし、繊細な恋愛を主軸に描いています。また、中国の山水画のような美しい映像が好評を博しています。

 

 1位、『白蛇伝説(白蛇伝/イッツ・ラヴ)』。古代民間伝説『白蛇伝』(はくじゃでん)を脚色したカンフー・ファンタジー。中国古代の民間伝説が原作だというところから、『画壁(ミューラル)』とは共通している部分もありますが、『画壁(ミューラル)』はラブストーリーの要素が多いのに対し、『白蛇伝説(白蛇伝/イッツ・ラヴ)』はカンフー映画の要素が多いことから、2者それぞれ違った魅力を楽しめます。監督は、アクションのデザインに定評のある程小東(チン・シウトン)。主演は李連傑(ジェット・リー)をはじめ、若手女優の黄聖依(ホアン・シェンイー)、香港の人気俳優・林峰(リン・フォン)、ツインズの蔡卓妍(シャーリーン・チョイ)、『海洋天堂』でジェット・リーと親子役を演じた文章(ウェン・チャン)など第1線で活躍中の役者をそろえています。『白蛇伝』は、古くから小説や戯曲などの題材とされてきたのですが、今回は「キング・オブ・カンフー」李連傑(ジェット・リー)が主演しているので、今までの作品と比べ、カンフー映画として楽しめる作品に仕上がっているのではないかと思います。カンフー・ファンなら必見ではないでしょうか。

今週のドラマ・トップ3は以下のとおり:

 

 3位、劉徳華(アンディ・ラウ)。20年以上にわたって俳優・歌手として中華圏で活躍している劉徳華(アンディ・ラウ)、トップスターの座を不動のものにしています。先日は、中国スポーツ界の授賞式に、姚明(ヤオ・ミン)とともに登場し、注目を集めました。

 

 2位、郭徳綱(グオ・ダーガン)。中国天津出身の漫才師、現在は、俳優、トークショーのパーソナリティとしても活躍しています。芸能プロダクションにあたる漫才社・徳雲社を自ら立ち上げ、ライブにも定評があります。また、本人が出演するライブチケットも入手困難な状態です。そして、新ギャグや漫才作品が出きるたびに、大ヒットしています。

 

 1位、呉奇隆(ニッキー・ウー)。90年代、中華圏で一世を風靡したアイドルグループ・小虎隊(リトル・タイガーズ)の元メンバーで、当時、金城武・林志穎(ジミー・リン)・蘇有朋(アレック・スー)と並んで台湾の四小天王と呼ばれていました。呉奇隆(ニッキー・ウー)は1989年、弱冠18歳でオーディションに合格し、小虎隊(リトル・タイガーズ)のメンバーとしてデビュー。このグループは日本の少年隊にあやかって作られたそうです。グループの中で、リーダー的存在でしたが、その後、兵役や、グループの解散、事務所とのトラブルなどがあり、ニッキーは近年、活動の場を中国大陸に移し、テレビドラマなどで活躍しています。最近、タイムスリップ系ドラマ『歩々驚心』で、主演を担当し、今週の1位に急浮上しました。(ミン・イヒョウ)

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