ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官は23日「ロシアはまもなく欧州連合（EU）に対する経済制裁措置を延長する」と明らかにしました。

　ペスコフ大統領報道官はメディアに対し「大統領府は現在、政府より提出された対EU食品輸入制限措置の延長という提案を審議している。この審議はまもなく終わり、関連提案は文書の形式で公布されることになるだろう」と話しました。

　ロシアのナタリア・チマコワ政府報道官は「政府側は22日に大統領府に対EU食品輸入制限措置の延長に関する文書を提出した。新しい制裁範囲の商品リストは元のリストとほぼ同じだ」と明らかにしました。

　22日にルクセンブルグで開かれたEU外相理事会で、EUは対露経済制裁を6ヶ月延長し、2016年1月31日までとすることを決定しました。

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