韓国保健福祉部の8日の発表によりますと、韓国MERS（中東呼吸器症候群）患者数が当日23人増加したが、1人が死亡しました。これで、韓国のMERS患者数は87人と確認され、サウジアラビヤに次いで2位になっています。

　死亡した1人は韓国の84人目のMERS患者で、この80歳となる男性は8日午前7時頃韓国大田（テジョン）市大青（デチョン）病院で亡くなり、韓国で死亡した6人目MERS患者です。

　韓国聯合ニュースによりますと、韓国のMERS患者は殆ど高齢者で、死亡した6人のうち、5人は70歳以上でした。8日に発表した新規患者は16歳の高校生で、一度発熱したが、6月1日以降熱が下がり、軽い症状でした。

　8日時点で、韓国で2508人が隔離され、MERSで感染された病院数は29院となりました。（白、kokusei）国際・交流へ